壁ガルーラアロー

こちらの構築を一緒に考えたので自分なりの考えや配分意図を記す記事

d.hatena.ne.jp

 

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ライコウ@光の粘土

165-*-110-152-121-183

10万ボルト/めざめるパワー氷/リフレクター/光の壁

 

ガルーラガルーラナイト

209-179-120-*-120-138

秘密の力/地震/グロウパンチ/身代わり

 

ファイアロー@命の珠

179-145-92-*-96-147

ブレイブバード/フレアドライブ/羽休め/剣の舞

 

マンムー@突撃チョッキ

201-168-113-*-101-113

氷柱針/地震/氷の礫/地割れ

 

■ゲンガー@ゲンガナイト

135-*-101-222-115-200

祟り目/ヘドロ爆弾/気合玉/催眠術

 

ボルトロス@オボンの実

184-*-92-153-121-148

10万ボルト/めざめるパワー氷/電磁波/挑発

 

組み始めとしては壁+珠ファイアロー

タイプ的にファイアローでぶち抜くことのできないバンギラスロトム、その他よく投げられるゴツメスイクンなどを起点にできるポケモンとして身代わり秘密の力ガルーラを採用。

壁を張るポケモンとしてはアローボルトを牽制し、比較的素早いライコウを選択。

この3匹を基本選出とした。

 

 

《解説》

ライコウ@光の粘土

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165-*-110-152-121-183

10万ボルト/めざめるパワー氷/リフレクター/光の壁

ガルーラに対して少しでも両壁とも張れる可能性をあげる為にB振り。

その他は特に説明不要の普通の壁ライコウ

 

 

ガルーラガルーラナイト

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209-179-120-*-120-138

秘密の力/地震/グロウパンチ/身代わり

軸その1。壁を張れば強化アイテムのない攻撃はほとんど身代わりが耐えてしまう化け物。

ガルーラの処理をゴツゴツメット+再生回復に一任している構築は多く、非接触技の秘密の力は強かった。

地震ギルガルドナットレイクレッフィ辺りで止まらないように採用。

 

 

ファイアロー@命の珠

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179-145-92-*-96-147

ブレイブバード/フレアドライブ/羽休め/剣の舞

軸その2。剣舞珠ファイアローの強さを生かすために羽休め持ちの耐久振り。壁下でならスイクン後出しに剣の舞を選択することで、そのまま熱湯を耐えながら剣の舞を選択し、4段階ブレイブバードで倒しながら生存することが可能。これはHAに振り切っても達成できるが、ポリゴン2が多少面倒なのでそれを意識してB<Dとなるようにした。

ボルトロスが耐久振りの遅い個体が多い為、剣の舞に出てきたボルトロスをそのままフレアドライブで焼却する場面が多々見受けられた。

 

 

マンムー@突撃チョッキ

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201-168-113-*-101-113

氷柱針/地震/氷の礫/地割れ

基本選出では突破することが難しい受けループやピクシーに強く、ガブリアスを牽制する駒として採用。

またガルーラが氷技を持たない為、メガボーマンダに不利を取ることが多かったのでBを底上げしてタイマンで勝つことができるようにした。

メガリザードンYのオーバーヒートを耐えたところで何もできない構成だが、大体の耐久指標として挙げている。

 

 

■ゲンガー@ゲンガナイト

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135-*-101-222-115-200

祟り目/ヘドロ爆弾/気合球/催眠術

2枚目のメガシンカとして採用。ゲンガーとしての単体性能を突き詰めた結果の技構成。

壁によって耐久を底上げし、命中不安定の大技を打ちまくることで、どうしても構築単位で厳しい相手に対しても勝ちをもぎ取る。

選出はここぞという時のみに抑えるのがベスト。

 

 

ボルトロス@オボンの実

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184-*-92-153-121-148

10万ボルト/めざめるパワー氷/電磁波/挑発

ここまでで対カバルドン入りが絶望的なので、挑発からめざ氷連打で突破、もしくは挑発を入れた後ファイアローやゲンガーで起点にする為に採用。

マンムーを出さなかった際にこのボルトロスでゲンガーやボルトロスと打ち合えると楽だなと感じたことからこのような配分にしたが、ガブリアスが重くなりがちなのでHBでもいいかもしれないと思った。

 

 

《統括》

選出のパターンとしては、

の2つがほとんどである。

相手によってはこのような選出もありえる。

 

 

久々の壁構築楽しかったです。

ボルトジャローダ / 第5回関西シングルFESTA使用構築

第5回関西シングルFESTAに参加してきました。

結果は浪速区ブロックを9-2で1位通過、決勝トーナメント1回戦敗退でベスト32でした。

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ボルトロス@オボンの実
164-*-97-161-100-179
10万ボルト/めざめるパワー氷/草結び/電磁波
 
ジャローダ@気合の襷
155-*-115-123-115-180
リーフストーム/竜の波動/めざめるパワー炎/蛇睨み
 
カイリュー@弱点保険
191-176-116-*-126-128
逆鱗/神速/地震/竜の舞
 
■ゲンガー@ゲンガナイト
143-*-113-202-116-200
シャドーボール/ヘドロ爆弾/身代わり/道連れ
 
207-*-183-110-135-106
熱湯/冷凍ビーム/吠える/ミラーコート
 
155-233-100-*-101-152
飛び膝蹴り/フレアドライブ/剣の舞/守る
 
ジャローダの撃ち合いの強さに注目し、同じく広い範囲と撃ち合えて先制電磁波から後続に繋げられるボルトロスと組み、電磁波蛇睨みによるS操作を絡めた対面構築気味の構築。
 
 
《解説》
ジャローダ@気合の襷
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155-*-115-123-115-180
リーフストーム/竜の波動/めざめるパワー炎/蛇睨み
構築の軸。有利対面からの抜き性能が非常に高く、上からの麻痺撒きも合わせて5世代の襷ボルトロスのようなポケモンだと感じた。
殴りながら火力を上げられるリーフストーム、麻痺撒きとして蛇睨みが確定。
範囲を広げるために3ウェポン。めざめるパワーは地面にしてもD方面に厚めのヒードランに負けてしまうのでナットレイ意識の炎。
竜の波動はリーフストームに出てくるカイリューボーマンダを突破できるようになる。後出しファイアローブレイブバードフレアドライブの反動ダメージ込みで返り討ちにできる。
 
ボルトロス@オボンの実
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164-*-97-161-100-179
10万ボルト/めざめるパワー氷/草結び/電磁波
構築の軸2。最低限の耐久を確保して撃ち合いに強めなオボン。
カバルドンマンムーに対する打点として草結び。
撃ち合いを意識しているのでボルトチェンジは入らない。
 
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155-233-100-*-101-152
飛び膝蹴り/フレアドライブ/剣の舞/守る
 
ボルトジャローダ+麻痺が活きるメガシンカと組みたくて、様々なメガシンカを試したが、前2匹が苦手なガルーラに麻痺を入れれば死にだしから縛ることができるメガバシャーモに決定。
採用当初は麻痺からの展開ばかり考えていたので守るの位置を身代わりにしていたが、フレアドライブとの兼ね合いで消耗が激しいことや、麻痺から展開できない場合を考えて守るに落ち着いた。
剣の舞に関しては、使ってみようという気持ちで採用したところ、構築で辛めなウルガモスや、スカーフランドロスの岩技を起点に全抜きする場面があり大変重宝した。バシャーモを受けに出てくるポケモンスイクンカバルドンの場合も、後出しに合わせて積むことができれば全抜きが見える。
 
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207-*-183-110-135-106
熱湯/冷凍ビーム/吠える/ミラーコート
 
ここまででファイアロー、メガボーマンダに対してボルトロス1枚では不安だったので2枚目としてゴツメスイクン
個人的には「単体では非常に弱いが、保管で仕方なく入ってくるポケモン」という認識である。出来れば使いたくない。
かなり腐りやすい上に撃ち合いも弱いため、起点回避の吠えるとボルトロスライコウに多少強く出れるミラーコート
 
カイリュー@弱点保険
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191-176-116-*-126-128
逆鱗/神速/地震/竜の舞
リザードンウルガモスに圧力をかけれて、ゲッコウガに弱くないポケモンとして採用。構築で撃ち合いを重視しているため最初は鉢巻で採用していたが、1匹突破したところを起点にされて負けることが多く、拘ることが弱いと感じたので変更。
弱点保険にした理由は完全に思いつきだが、鉢巻の耐久は残したいので珠は合わず、ラムは弱さが目立ちそうで没。
配分を決める際、A0さんの記事を参考にしました。ありがとうございます。
 
■ゲンガー@ゲンガナイト
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143-*-113-202-116-200
シャドーボール/ヘドロ爆弾/身代わり/道連れ
フェアリーに対する打点、多少の耐性、1:1交換性能、対受けループの4点から採用。
麻痺身代わり展開といえばこのポケモンだが、祟り目は弱さばかりが目立ったので安定した打点のシャドーボール。それに伴いCSから若干耐久に割いた配分となった。
身代わりに関してだが、この構成なら身代わりは必要ないと感じた。また道連れもこの構築では最後の1匹になりやすく、活きる場面が多い技ではなかった。
変更を考えられるのはワンチャンス残りやすい催眠術、ピクシーなどの積み速度の遅い展開に対する滅びの歌、対面で麻痺以外のS操作をしてくる相手に強い凍える風辺りだが、今回は煮詰める時間が足りなかった。
 
 
《総括》
今回はオフまで1週間切ってからこの軸で考え始め、当日の深夜3時まで育成していたほど余裕がなかった。時間のなさは構築の完成度や選出に大きく影響することを痛感したので次回からは活かしたい。
構築に関しては、刺さってる3匹を選出して殴るだけというスタンスなのであまり言うことはない。初手の対面を間違えれば負けるということも少なくないので、それが難しいと感じた。
 
 
以下対戦ログ(敬称略、相手選出は左3匹)